贅沢だと思う・遠山川
2008.09.04 Thursday
ヒトが趣味に興じるには、色々な障害がありますね。
金銭、時間、家庭的事情・・・等々。
そもそも、趣味を持てるって事自体、それは色々な意味での「ゆとり」の賜物ですから、
その楽しさに浸れるのは幸せな事だなと、つくづく思います。
9月1日 遠山川
実は前日まで車が車検で入院?してましたので、
代車のセダンでは、とてもとても遠山川なぞには行く気になれず、
「行けても木曽あたりかな・・・」と思っていました。
ところが、夕方に車屋さんから連絡があり、車の修理が終わったとの事。
おぉ! そんなら遠山川に行こう!!
喜び勇んで出発したのは良かったのですが。
まずは川虫(ヒラタ)を捕ろうと立ち寄った河川が、それはもう、エライ増水で。
平水比で、+30ってとこでしょうか。
とてもとても流芯には近寄れない勢いです。
なんとか頑張ったものの、半日分程を確保するのが精一杯でした。
雨が降ったとは聞いてましたが、これ程とは・・・。
予備エサにミミズも持ってますので、ま、なんとかなるかと楽観的に構えましたが・・・?
まずは朝。
今日はココ!と狙っていたポイントに着くと、すでに先行者が・・。
仕方ない、しばし時間つぶしに移動して、
ヤリ後上等!ってことで、やはり狙っていたポイントを諦めない事に。
ところが、コレが正解しまして。
初めはチビコの猛攻だったのですが。
小場所ながら、水の勢いの効いた波の下へ、大オモリにミミズのエサでドカンと沈めたところ、ビビッ!とアタリ!
アワセると、ググッと手応え!
むむ? 良い型っぽいな? 8寸位か??
と思ったら、
割とすんなりタモに入ったのは、9寸のオスアマゴです。
おぉ・・・。
良いサイズが、読み通りに・・・(感動)。
婚姻色が出てます。
すっかり秋の魚ですね。
イマイチパワーが無いのは、繁殖行動の準備に入った魚だったからでしょうね。(ハリに掛けて、ごめんよ〜)
狙った場所で、自分の決めた釣り方で、狙った魚を掛けて、取り込む。
その為の工夫と努力が毎回繰り返され、そして少しづつ重ねられていく経験値・・・。
経験値が産むのは、僅かづつでも「自身が向上している」実感です。
これこそがアマゴ釣りの面白さかと思います。
川の流れを読み、魚の行動をイメージして、自分の仕掛けで魚を捕る。
なんでもないような、この一連の動作が、私を魅了して止みません。
その行為を、美しい自然の中で体感出来る・・・。
何度やっても飽きる事の無い、真に充実した時間だと毎度思いますね。
さて、良い型も捕れたし、これで今日のノルマは達成?
後は元々の狙い場を攻めるのみ。
先行者はすでにその姿ナシ。
ならば、ジックリ攻めてやろう!
このポイント選定が、実は今日最大の正解だったのです。
ここで、ヒラタ、ミミズの両刀で釣りましたが、
どうやらミミズよりも、ヒラタへの反応が良いようです。
ムムムム・・・しかし、ヒラタは少ししか無いぞ・・。
ミミズでもなんとか釣れますが、アタリが良く出るのはヒラタなので、残量を見ながら、かなりハラハラします。
あ〜・・、こんなことなら、もっと頑張って捕れば良かった・・・。
な〜んて考えてもしょうがないので、ミミズを取り混ぜながら、竿を振ります。
それにしても、今日みたいに白灰に濁っていても、遠山川ではヒラタの威力はスゴイですね。
その日の条件次第と言う事もあるとは思います。
ミミズや、その他のエサでも、問題なく釣れる時もありますしね。
いやそれよりも何よりも、私はミミズエサの釣りがヘタクソ(笑)。

残りの少ないヒラタを使って、良さそうな波立ちに振り込むと。
目印がマコトにおとなしくユックリと停止!
ビシ!とアワセると、魚が下流に走ります!!
むぅ〜! この重さは、結構良いヤツだな??!!
お〜! 走るなぁ〜!!
濁っていても、ギラギラと身をくねらせるのが見えます。
その姿の綺麗な事!!
透明度の高い時よりも、体の青さなどが一層際立ちます。
何と言うか、「妖精」みたい・・・。
いやいや、感動に浸る場合じゃない!
10メートルほど下って、一気に取り込んだのは、
これまた良いサイズのオスアマゴ!!
おおぅ! 良い顔とヒレだな〜!
これはこれは、よくぞ出てくれた!
どう形容しようか・・?
なんとなく肉食獣みたい・・・(笑)。
なんでもないポイントだったと思います。
渓流釣りを知る人なら、まず必ず竿を振りそうな流れでした。
そんなアタリマエの流れには、やはりアタリマエに魚が居ます。
その、当然居るはずの魚がなかなか掛からないから、
私は毎回頭に血を上らせて、その時間を心地よく過します。
たかが魚、されど魚。
狙ったように釣る事が中々に難解なアマゴ釣り。
願わくば、全力を尽くしてもなお、攻略し難い相手であって欲しい。
その相手を認め、自身の持てる力を総動員して挑戦する・・・。
そんな想いから、自分を含めた誰でもが、セオリー通りに掛けるであろうポイントで、アッサリ釣れるアマゴには、正直そんなに魅力を感じなくなりました。
大体は、そのアマゴはそんなに大した魚ではないことが多いですしね。
釣れたから良いじゃん、とはあまり思わないんです。
難解な流れと、気難しい、綺麗な良い魚を攻略した、と言う実感が欲しいですから。
魚釣りをしない、あるいは興味の無い人には、
まるでどうでも良さそうなお話でしょうが、
その面白さは、渓流釣りに嵌った釣り人ならば、少なからずお分かりかと思います。
これが現時点での私の価値観。
他者と比べるでもなく、私自身が納得出来る、私の好きな趣味の時間の使い方です。

おそらくは、他者から見て、どうでも良いようなことに熱中出来ると言う事。
しかも、その過程で、自然の大切さ、素晴らしさをも感じ、学ぶ事が出来る。
これがまさに『贅沢』なんだと、最近本当に思うようになりました。
またそこに加えて、「自分が狙ったように魚が釣れた時こそ満足」なんて言ってみたり、
良い型が釣れたら釣れたで、「もっと大きかったらな〜・・・」
なんて考えたりする訳ですからね。
どこまで行っても、結局納得し切らない釣り馬鹿の性(笑)。
遠山川、今日もありがとう!
金銭、時間、家庭的事情・・・等々。
そもそも、趣味を持てるって事自体、それは色々な意味での「ゆとり」の賜物ですから、
その楽しさに浸れるのは幸せな事だなと、つくづく思います。
9月1日 遠山川
実は前日まで車が車検で入院?してましたので、
代車のセダンでは、とてもとても遠山川なぞには行く気になれず、
「行けても木曽あたりかな・・・」と思っていました。
ところが、夕方に車屋さんから連絡があり、車の修理が終わったとの事。
おぉ! そんなら遠山川に行こう!!
喜び勇んで出発したのは良かったのですが。
まずは川虫(ヒラタ)を捕ろうと立ち寄った河川が、それはもう、エライ増水で。
平水比で、+30ってとこでしょうか。
とてもとても流芯には近寄れない勢いです。
なんとか頑張ったものの、半日分程を確保するのが精一杯でした。
雨が降ったとは聞いてましたが、これ程とは・・・。
予備エサにミミズも持ってますので、ま、なんとかなるかと楽観的に構えましたが・・・?
まずは朝。
今日はココ!と狙っていたポイントに着くと、すでに先行者が・・。
仕方ない、しばし時間つぶしに移動して、
ヤリ後上等!ってことで、やはり狙っていたポイントを諦めない事に。
ところが、コレが正解しまして。初めはチビコの猛攻だったのですが。
小場所ながら、水の勢いの効いた波の下へ、大オモリにミミズのエサでドカンと沈めたところ、ビビッ!とアタリ!アワセると、ググッと手応え!
むむ? 良い型っぽいな? 8寸位か??
と思ったら、
割とすんなりタモに入ったのは、9寸のオスアマゴです。おぉ・・・。
良いサイズが、読み通りに・・・(感動)。
婚姻色が出てます。
すっかり秋の魚ですね。
イマイチパワーが無いのは、繁殖行動の準備に入った魚だったからでしょうね。(ハリに掛けて、ごめんよ〜)
狙った場所で、自分の決めた釣り方で、狙った魚を掛けて、取り込む。その為の工夫と努力が毎回繰り返され、そして少しづつ重ねられていく経験値・・・。
経験値が産むのは、僅かづつでも「自身が向上している」実感です。
これこそがアマゴ釣りの面白さかと思います。
川の流れを読み、魚の行動をイメージして、自分の仕掛けで魚を捕る。
なんでもないような、この一連の動作が、私を魅了して止みません。
その行為を、美しい自然の中で体感出来る・・・。
何度やっても飽きる事の無い、真に充実した時間だと毎度思いますね。
さて、良い型も捕れたし、これで今日のノルマは達成?
後は元々の狙い場を攻めるのみ。
先行者はすでにその姿ナシ。ならば、ジックリ攻めてやろう!
このポイント選定が、実は今日最大の正解だったのです。
ここで、ヒラタ、ミミズの両刀で釣りましたが、
どうやらミミズよりも、ヒラタへの反応が良いようです。
ムムムム・・・しかし、ヒラタは少ししか無いぞ・・。
ミミズでもなんとか釣れますが、アタリが良く出るのはヒラタなので、残量を見ながら、かなりハラハラします。あ〜・・、こんなことなら、もっと頑張って捕れば良かった・・・。
な〜んて考えてもしょうがないので、ミミズを取り混ぜながら、竿を振ります。
それにしても、今日みたいに白灰に濁っていても、遠山川ではヒラタの威力はスゴイですね。
その日の条件次第と言う事もあるとは思います。
ミミズや、その他のエサでも、問題なく釣れる時もありますしね。
いやそれよりも何よりも、私はミミズエサの釣りがヘタクソ(笑)。

残りの少ないヒラタを使って、良さそうな波立ちに振り込むと。
目印がマコトにおとなしくユックリと停止!
ビシ!とアワセると、魚が下流に走ります!!
むぅ〜! この重さは、結構良いヤツだな??!!お〜! 走るなぁ〜!!
濁っていても、ギラギラと身をくねらせるのが見えます。
その姿の綺麗な事!!
透明度の高い時よりも、体の青さなどが一層際立ちます。
何と言うか、「妖精」みたい・・・。
いやいや、感動に浸る場合じゃない!
10メートルほど下って、一気に取り込んだのは、
これまた良いサイズのオスアマゴ!!
おおぅ! 良い顔とヒレだな〜!
これはこれは、よくぞ出てくれた!
どう形容しようか・・?
なんとなく肉食獣みたい・・・(笑)。
なんでもないポイントだったと思います。
渓流釣りを知る人なら、まず必ず竿を振りそうな流れでした。そんなアタリマエの流れには、やはりアタリマエに魚が居ます。
その、当然居るはずの魚がなかなか掛からないから、
私は毎回頭に血を上らせて、その時間を心地よく過します。
たかが魚、されど魚。狙ったように釣る事が中々に難解なアマゴ釣り。
願わくば、全力を尽くしてもなお、攻略し難い相手であって欲しい。
その相手を認め、自身の持てる力を総動員して挑戦する・・・。
そんな想いから、自分を含めた誰でもが、セオリー通りに掛けるであろうポイントで、アッサリ釣れるアマゴには、正直そんなに魅力を感じなくなりました。
大体は、そのアマゴはそんなに大した魚ではないことが多いですしね。
釣れたから良いじゃん、とはあまり思わないんです。
難解な流れと、気難しい、綺麗な良い魚を攻略した、と言う実感が欲しいですから。
魚釣りをしない、あるいは興味の無い人には、
まるでどうでも良さそうなお話でしょうが、
その面白さは、渓流釣りに嵌った釣り人ならば、少なからずお分かりかと思います。
これが現時点での私の価値観。
他者と比べるでもなく、私自身が納得出来る、私の好きな趣味の時間の使い方です。

おそらくは、他者から見て、どうでも良いようなことに熱中出来ると言う事。
しかも、その過程で、自然の大切さ、素晴らしさをも感じ、学ぶ事が出来る。
これがまさに『贅沢』なんだと、最近本当に思うようになりました。
またそこに加えて、「自分が狙ったように魚が釣れた時こそ満足」なんて言ってみたり、
良い型が釣れたら釣れたで、「もっと大きかったらな〜・・・」
なんて考えたりする訳ですからね。
どこまで行っても、結局納得し切らない釣り馬鹿の性(笑)。
遠山川、今日もありがとう!




































でもね、怪我をしていなければ、もっと真剣に釣りができたはず・・
































